会員証アプリおすすめ7選!導入するメリットとは?
近年、会員証を紙媒体ではなく、アプリで導入している店舗が増えています。会員証アプリだからこそのメリットや強みは数多くあり、新たな集客に繋げられるかもしれません。本記事では、会員証アプリおすすめ7選と導入するメリットを紹介します。
目次
- 会員証アプリとは?
- 会員証アプリでできること
- 会員証アプリを導入するメリット
- 会員証アプリを導入するデメリット
- 会員証アプリは無料でも導入できる?
- 会員証アプリおすすめ7選
- 会員証アプリは店舗・ユーザーそれぞれにメリットがある
会員証アプリとは?
会員証アプリとは、会員向けに提供されるデジタル証明書や会員カードをスマートフォンで管理できるアプリケーションのことです。会員証アプリを通じて、会員番号や会員ランク、会員限定の特典やサービスなどを簡単に利用できます。
会員登録後には個別のバーコードやQRコードが発行され、店舗や施設でそのコードを提示することで、会員特典を受けられるアプリも多いです。多くの店舗やサービスで導入されており、新しい特典やキャンペーン情報をリアルタイムで配信できるため、顧客との関係性を強化するツールとしても活用されています。
会員証アプリでできること
会員証アプリでできることは数多くあります。具体的には以下のような機能を通じて、顧客のエンゲージメントを高め、集客や販促に繋げることが可能です。
ポイント付与
会員証アプリを活用すれば、顧客が商品を購入するたびにポイントが自動的に付与されるシステムを導入できます。ポイントは、次回の買い物で割引として利用したり、特典と交換したりすることができます。
顧客はアプリ内で自分のポイント残高を簡単に確認でき、特典がどれだけ貯まったかをリアルタイムでチェック可能です。リピート購入の促進に繋がり、ポイント付与に関するキャンペーンをアプリ内で告知すれば、顧客の購買意欲をさらに引き出すこともできます。
スタンプカード
スタンプカード機能は、顧客が店舗に訪れるたびにスタンプが貯まるシステムで、一定数のスタンプが貯まると特典を配布します。紙のスタンプカードと違い、デジタルのスタンプは無くしたり紛失したりすることがなく、スマートフォンで簡単に管理できます。
スタンプカードに特別なデザインを加えることで、視覚的な楽しさを付与し、顧客が積極的に利用したくなるように仕向けることも可能です。
プッシュ通知
プッシュ通知機能を使うことで、アプリをインストールしている会員に向けてリアルタイムで情報を届けることができます。新しいクーポンや特典情報、セールの開始、イベント開催など、重要な情報をすぐに通知できます。
プッシュ通知は、ユーザーに対してタイムリーに直接アプローチできるため、顧客の関心を引きやすく、購買促進やイベントへの集客にも効果的です。また、パーソナライズされた通知を送ることも可能です。
例えば「○○さん、お誕生日おめでとうございます!特別な割引をお届けします」といった個別対応を行れば、顧客との信頼関係の構築にも繋がります。
会員証アプリを導入するメリット
会員証アプリの導入には数多くのメリットがあります。ここでは、会員証アプリのメリットについて解説するので、ぜひ導入する際の参考にしてみてください。
顧客管理を容易に行える
会員証アプリでは、顧客の情報をデジタルで一元管理できるため、紙の会員カードや手動での管理が不要になります。顧客の名前、会員ランク、ポイント履歴、利用状況などのデータをリアルタイムで把握できるため、効率的な管理が可能です。
スタッフは手間をかけずに顧客情報にアクセスでき、サービスを提供できます。また、データベースが整備されることで、個別対応がしやすくなる点もメリットです。
顧客の手間を削減できる
会員証アプリを導入することで、顧客は物理的なカードを持ち歩く必要がなく、スマートフォンでいつでも会員証を提示できます。会員証の紛失や持ち忘れを心配する必要がなくなり、利便性が向上します。
また、クーポンや特典の取得もアプリ内で簡単に行えるため、顧客は手間をかけずにサービスを利用可能です。顧客の満足度を高め、利用頻度を促進する要因となるでしょう。
顧客データを施策に利用しやすくなる
会員証アプリを通じて収集される顧客データ(購入履歴、利用頻度、好まれる特典など)は、マーケティング施策に活用するための貴重な情報となります。データを分析することで、顧客の傾向やニーズを把握し、より効果的なプロモーションやクーポン配布が行えるようになります。
例えば、頻繁に購入している顧客には特別な割引を提供する、過去に購入した商品に関連するクーポンを配信するなど、個別のニーズに合わせた施策を展開することが可能です。マーケティングの効率性が高まり、顧客の満足度を高めることができます。
リピート率が向上する
会員証アプリを活用することで、顧客のリピート率を向上させることができます。ポイントシステムやスタンプカード、定期的な特典提供などを通じて、顧客が再度利用したくなる仕組みを作ることができます。
リピーター向けの割引や特典をアプリ内で配布すれば、より高い効果が期待できるでしょう。また、プッシュ通知やアプリ内メッセージを通じて、新しいキャンペーン情報や限定オファーをタイムリーに伝えるのもおすすめです。
会員証アプリを導入するデメリット
会員証アプリを導入することには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。会員証アプリを導入する前に、以下の点について理解しておくことが重要です。
開発するのが難しい
会員証アプリを開発するには、高度な技術が求められます。ユーザーが快適に使えるアプリを作るためには、UI/UXデザイン、データ管理、セキュリティ対策など、さまざまな要素を考慮しなければいけません。
また、アプリに必要な機能(例えば、バーコードやQRコード生成、位置情報連携、プッシュ通知など)を正確に実装するためには、経験豊富な開発者が必要です。開発にかかる時間やコストも大きくなる可能性があり、開発段階での仕様変更やテストも多くなることが予想されます。
そのため、開発にはかなりの労力とリソースが必要であり、導入は容易ではありません。
維持費用が高額になる場合がある
会員証アプリを導入した後も、定期的なアップデートやサポートが必要です。セキュリティの脆弱性を改善したり、新しい機能を追加したりするための維持費用が発生します。
また、アプリのサーバーやデータベースの運営にもコストがかかります。例えば、ユーザーデータを安全に保存するためのインフラや、トラフィックの増加に対応できるようなサーバーの増強が必要になることも多いです。
また、バグ修正やOSのアップデートに合わせた対応も定期的に求められ、維持費が想定以上に高くなることもあります。
スマートフォンユーザーにしか利用してもらえない
会員証アプリはスマートフォン向けのアプリケーションであるため、スマートフォンを持っていない顧客や、スマートフォンにアプリをインストールしたくない顧客には利用してもらえません。
そのため、特に高齢者やガラケーを利用しているユーザーなどにはサービスの提供が難しくなる可能性があります。ターゲットとする顧客層によっては、アプリの導入が一部のユーザーに限られてしまい、すべての顧客に対して平等にサービスを提供することが難しくなる場合もあります。
インストールしてもらう手間がかかる
会員証アプリを導入しても、顧客がアプリをインストールする手間を省けるわけではありません。アプリをインストールしてもらうためには、顧客にそのメリットを伝え、ダウンロードを促す必要があります。
アプリをインストールしてもらうにはプロモーション活動が必要となり、納得できる理由をアピールしなければいけません。新規顧客にアプリをインストールしてもらうには、アプリならではの特典やサービスを提供するなどの工夫が必要です。
もし顧客がアプリのインストールを面倒に感じてしまうと、アプリの利用を避けてしまう可能性があります。そのため、顧客が簡単にアプリをインストールし、継続的に使用したくなるようなきっかけを作ることが大切です。
会員証アプリは無料でも導入できる?
会員証アプリを無料で導入することは可能ですが、無料プランにはいくつかの制限があります。例えば、基本的な会員証機能やポイント管理機能は使えるものの、スタンプカードやプッシュ通知、詳細なデータ分析など、高度な機能は使えないことが多いです。
さらに、無料プランでは会員数に制限があったり、アプリ内に広告が表示される場合があります。制限を気にしないのであれば、無料でも十分に活用できるかもしれません。
一方で、ビジネスが拡大するにつれて、より多くの機能が必要になることも多いです。そのため、導入前にはどのような機能が必要になるかを十分に考えておくことが大切です。
会員証アプリおすすめ7選
会員証を簡単に導入したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。ここでは、おすすめの会員証アプリ7選を紹介します。会員証アプリを導入する際は、ぜひ参考にしてください。
電子クーポンアプリ | 特徴 |
toypo(トイポ) | アプリ開発なしで低予算で会員証をスマホアプリにできる |
GMOおみせアプリ | 顧客分析やマーケティング支援機能を豊富に備え、店舗ごとにカスタマイズ可能 |
みせプリ | 店舗に合わせたデザインで会員証アプリを作成・運用できる |
SMART会員証 | 顧客接点の強化を目的とした会員証アプリ |
常連コボットforLINE | LINE公式アカウントと連携した会員証アプリ |
MyiD | レッスンや施設予約機能を備えている |
P+KACHI FREE | 無料プランから有料プランまであり、切り替えも可能 |
1. toypo(トイポ)|株式会社トイポ
toypoでは面倒なアプリ開発なしで、低予算でお店の会員証をスマホアプリにすることができます。チケットや回数券の発行、クーポン機能、プッシュ通知機能などが搭載されており、顧客の満足感の向上にも繋げられます。
また、効果の高いリピート機能が多数搭載されているのもtoypoならではの特徴です。会員証アプリの導入を検討している方は、ぜひtoypoを活用してみてください。
▼会員証アプリならtoypo(トイポ)
https://toypo.me/features/members-card
2. GMOおみせアプリ|GMOデジタルラボ株式会社
GMOおみせアプリは、会員証機能に加え、顧客分析やマーケティング施策を支援する豊富な機能を備えたアプリで、店舗ごとにカスタマイズ可能です。POSレジとの連携や購買データ分析、予約機能など、店舗運営に役立つ機能が多数搭載されており、運営企業と相談しながら必要な機能を追加できます。
3. みせプリ|株式会社フォルクスウェア
みせプリは、店舗アプリ作成・運用サービスで、会員証機能だけでなく、デザインや機能が豊富で、店舗に合わせたデザインで製作できるのが特徴です。エントリープランでも多くの標準機能が搭載され、業界最安価格で会員証アプリを導入可能です。
オプションでアプリ案内POP作成サービスもあり、ダウンロード数や利用率の向上が期待できます。
4. SMART会員証|株式会社ネットドリーマーズ
SMART会員証は、顧客接点の強化を目的とした会員証アプリで、ポイント付与、メッセージ・クーポン配信、スタンプカード機能、データ分析機能を備えています。ポイントのカスタマイズやPOSレジとのデータ連携が可能で、顧客データに基づいた限定配信や施策分析も行えます。
5. 常連コボットforLINE|ディップ株式会社
常連コボットforLINEは、LINEアカウントを利用した会員証アプリで、ポイント付与やクーポン交換機能により再来店を促進します。アプリのダウンロード不要で、LINE公式アカウントとの連携により、トーク機能で店舗の宣伝やクーポン配信が可能です。
6. MyiD|株式会社ジェイ・エス・エス
MyiDは、予約機能が充実した会員証アプリで、特にスクールやフィットネスクラブに適しています。デジタル会員証、レッスンや施設予約機能を備え、キャンペーンやイベントの告知も特定の会員に限定して送信可能です。
基本機能は無料で提供されており、初期投資なしで導入を始めたい方におすすめです。
7. P+KACHI FREE|株式会社ピーカチ
P+KACHIFREEは、iPadで利用できるデジタル会員証サービスで、会員証機能に加えて、ポイント管理やアンケート機能も備えています。無料プランから有料プランまで複数のプランが用意されており、まずは無料プランで試して、使い勝手が良ければ有料プランに移行することも可能です。
会員証アプリは店舗・ユーザーそれぞれにメリットがある
会員証アプリは店舗側とユーザー側のそれぞれにメリットがあります。もちろん、導入費用がかかるといったデメリットはありますが、長い目で見ればメリットの方が多いといえるでしょう。ぜひ、会員証アプリの導入を検討してみてください。